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茶道具を売る時に失敗しない方法

更新日:6 日前



皆様こんにちわ!


整理の葉リユースコンシェルジュの菅野です^^


ご実家の整理や相続、贈与など様々な理由で茶道具を手にする機会があるかと思いますが、

【よくわかなくて処分した】

【どこの買取業者がいいかわからない】

【〇〇で査定してもらったけど金額が安く感じる】

他にも色々なお悩みをお聞きすることがございます。


そこで今回は皆様が後悔しないように、

茶道具の買取についてお話しさせていただきます。



💡ポイント1💡信頼できそうな査定員がいるかどうか



・茶道具や骨董品の価値は少々特殊で、

定価ではなく時価であり、お値段の付け方も査定員により様々となります。

茶道具の査定は知識と経験が必要不可欠であり、

プロでも贋作を恐れ自身のない査定員の場合損失を恐れ非常に安い金額を提示することがあります。

安い価格をだすのが間違いとは思いませんが、しっかりとお値段がつくことがいいのは間違いないと思います。

だからこそ信頼できる査定員がいるかどうかが重要となります!



💡ポイント2💡買取業者選び



「茶道具を高く売る為には買取業者が全て」と言っても過言ではありません。

だからこそ重要なのは【まずは見積もりを取ることです】

その上で査定員が誠実かを見極め、価格にご納得いただけるかを判断してください。


非常に残念ですが、まだまだ『押し買いさせられた』といったお声をお聞きします。

私たち整理の葉では、お買取の際             

『価格に問題はございませんか?』と確認の上【クーリングオフ】についても対応させていただいておりますのでご安心ください!


💡ポイント3💡事前準備




1. 価値を正確に把握する

  • 作家や窯元を特定:有名な作家(樂家、永楽善五郎など)や著名な窯(楽焼、唐津焼、信楽焼など)のものであれば高額査定が期待できます。

  • 箱書きや付属品の有無:共箱(作家の署名入りの箱)やしおり、鑑定書などがあると価値が上がります。

  • 状態の確認:欠けやヒビがあると価値が大きく下がります。なるべく綺麗に保つこと。

2. タイミングと需要を読む

  • 茶会シーズン前(春・秋)は需要が高まるため、高く売れる傾向があります。

  • 流行やブームの影響もあり、特定の作家や流派が注目されている時期に売るのもコツです。

3. 信頼できる専門業者を選ぶ

  • 茶道具専門の買取業者:一般的なリサイクルショップでは価値を理解してもらえず、安く買い叩かれる可能性があります。

  • オークション会社(例:毎日オークション、京都美術倶楽部など):高額な茶道具を扱うことが多く、適切な価格が付きやすい。

  • 骨董市や古美術店と相談:店主が詳しければ、丁寧に査定してくれることもあります。


🍵 茶道具セットの基本構成(表千家・裏千家に共通)

道具名

説明

茶碗(ちゃわん)

抹茶を点てるための器。季節や趣向に合わせて変える。

茶筅(ちゃせん)

竹製の道具で、抹茶を点てて泡立てる。消耗品。

茶杓(ちゃしゃく)

抹茶をすくう竹製の匙。

棗(なつめ)

薄茶用の抹茶を入れる容器(漆器が主流)。

建水(けんすい)

茶碗を洗った湯を捨てる容器。

茶巾(ちゃきん)

茶碗を拭く白い布。

風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)

風炉の後ろに立てる仕切り。

茶筅筒・茶杓筒

保管用の筒。携帯用セットに含まれることが多い。


※ 本格的なセットでは、風炉、釜、掛軸、水指、炉縁、棚物なども含まれる場合があります。



🧩 茶碗有名作家・窯別の銘の一例



◉ 樂焼(京都)

  • 初代長次郎:「樂」や「長次郎」

  • 三代道入:「入」「大入」など

  • 現代の樂吉左衛門も「樂」印あり

◉ 永楽善五郎(京焼)

  • 「永樂」「善五」など

  • 共箱に丁寧な箱書きあり

◉ 三輪休雪(萩焼)

  • 「休雪」または「雪」印

  • 白釉の茶碗が多い

◉ 加藤唐九郎(瀬戸)

  • 「唐」「九郎」「加藤唐九郎」など

  • 桃山写しの志野・織部などが有名

◉ 無銘(銘がない茶碗)

  • 古作(室町・桃山など)に多く、共箱・伝来・形状・釉薬などで判断されます

  • 専門家による鑑定が必要


🏷️ 鉄瓶の銘とは?

鉄瓶に刻まれている「銘」は、通常次の場所に見られます:

  • 蓋の裏:鋳込みや刻印で銘が入っている

  • 胴体の横や底部:まれに作家の落款(らっかん)や印章が入る

  • 共箱(木箱)の蓋裏:筆書きで作家名や作品名が記載されていることも



🏆 有名な鉄瓶の種類・作家例



種類・作家

説明

南部鉄瓶

盛岡・水沢の伝統工芸。小泉仁左衛門、浄清などが有名。

龍文堂系鉄瓶

江戸末期~明治の京都発。彫金・象嵌が美しい。龍文堂造が代表。

金寿堂 雨宮宗兵衛

明治の名工。金銀象嵌入りの美術鉄瓶で非常に高価。

現代作家もの

浄清、浄真、清光、及富など。伝統技術を継承。



💡 鉄瓶の価値が上がるポイント

✅ 銘(めい)がある(蓋の裏や本体に作家名)

✅ 共箱付き(元の木箱に署名がある)

✅ 状態が良い(サビ・穴・ヒビがない)

✅ 明治以前の骨董品、または現代作家の人気作




今回は茶道具についてお話をさせて頂きましたが、他に思いあたるお品物、今はご使用されていない物、壊れてしまっているお品物など。

私たち『整理の葉』は常にお客様に誠実なお買取を心がけております。


『整理の葉にお願いしてよかった、また利用したい、紹介したい』

そう思ってもらえるよう、今日も安心でお得なサービスを提供し続けております!

不用品買取でお悩み/お困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 
 
 

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