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味のある革製品の魅力とその楽しみ方

執筆者の写真: 整理の葉整理の葉

更新日:3 日前

皆さんこんにちは!


札幌の不用品買取・処分専門店 整理の葉

リユースコンシェルジュの菅野が担当させていただきます!


私ごとではございますが、

小さくて新しいお財布がほしいなぁと思い色々と調べていたところ、

【プエブロレザー(Pueblo Leather)】という素材の革財布に出会いました!


皆様はレザー製品にについて興味はありますか?

私は正直お財布なんて使いやすければいいと考えていましたが、

プエブロレザーの製品を一目見て【渋くてかっこいい!】と一目惚れ!

【経年変化を楽しむ】なんて大人な考え方も最高です!!


それからはレザー商品の多彩差や魅力に惹かれて時間があればレザー商品について色々調べています笑


今回はレザー商品の魅力について少しご紹介させてください。


革製品は、長く使うことで独特の風合いや深みが増していく魅力があります。

新品の革製品も美しいですが、時間とともに変化し、持ち主のライフスタイルや使い方によって異なる表情を見せるのが「味のある革製品」の最大の特徴です。

本記事では、革製品の経年変化の楽しみ方や、味わいを引き出すお手入れ方法について詳しく解説します。



1. 革製品の経年変化とは?革製品は使い込むことで、色味や質感が変化し、独自の味わいが生まれます。この変化のことを「エイジング」と呼びます。エイジングの特徴は以下のようなものがあります。




a. 色の変化革は日光や手の油分、摩擦などによって色が変化します。たとえば、ナチュラルレザー(生成り)の財布やバッグは、時間とともに飴色へと変化し、味わい深い色合いになります。

b. ツヤの向上使用を続けると、革の表面に自然なツヤが出てきます。これは、革の繊維が摩擦によって磨かれたり、適度な油分がなじんでくるためです。新品のマットな表情から、しっとりとした光沢を持つ質感へと変わるのが魅力の一つです。

c. 柔らかさの増加新品の革製品は硬くてしっかりしていますが、使い込むことで徐々に柔らかくなり、手に馴染んできます。特に、革のバッグや靴は、持ち主の体の形に合わせて変化し、より使いやすくなっていきます。

d. 傷やシワの個性化革は天然素材のため、小さな傷やシワができることがあります。しかし、それこそが「味のある革製品」を育てる要素の一つです。傷がつくことで唯一無二の風合いが生まれ、時間をかけて自分だけのアイテムへと変わります。



2. 味のある革製品の楽しみ方革製品のエイジングを楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。




a. 長く愛用する革製品は短期間ではエイジングの魅力を十分に楽しめません。数年、さらには10年以上使い続けることで、深みのある変化が現れます。購入時には、長く使うことを意識して選びましょう。

b. 自分だけの変化を楽しむ革製品のエイジングは、使う人のライフスタイルに影響されます。例えば、ポケットに入れて持ち歩く財布は、摩擦や湿気によって他のものとは異なる風合いになります。自分だけの変化を楽しむことで、愛着がより深まるでしょう。

c. 育てる感覚を持つ革製品は単なる道具ではなく、「育てる楽しみ」があるアイテムです。適度に手入れをしながら、大切に使うことで、美しいエイジングを楽しむことができます。



3. 味わいを引き出すお手入れ方法革製品を長く美しく保つためには、適切なケアが欠かせません。以下のポイントを意識してお手入れを行いましょう。




a. 乾拭きを習慣にする革の表面についたホコリや汚れは、柔らかい布で軽く乾拭きすることで取り除けます。毎日の簡単なお手入れが、長持ちの秘訣です。

b. 適度にオイルを塗る革は乾燥するとひび割れの原因になります。定期的に革用オイルやクリームを薄く塗り込むことで、しっとりとした質感を保つことができます。ただし、塗りすぎるとベタつきやシミの原因になるため、少量を馴染ませるようにしましょう。

c. 水濡れに注意する革は水に弱く、濡れるとシミになったり硬化したりすることがあります。雨の日に使用する場合は、防水スプレーを事前にかけておくと安心です。万が一濡れた場合は、乾いた布で素早く水分を拭き取り、陰干しして自然乾燥させましょう。

d. 風通しの良い場所で保管する革製品は湿気がこもるとカビが発生することがあります。使用しない時は、風通しの良い場所で保管し、直射日光や高温多湿を避けるようにしましょう。



4. レザーの種類と特徴革製品にはさまざまな種類があり、それぞれエイジングの特徴が異なります。




a. フルグレインレザー

最も上質な革で、革本来の風合いを生かした仕上げが施されています。使い込むほどに深みのあるツヤが増し、エイジングの美しさを存分に楽しめます。

b. ヌメ革ナチュラルレザーの代表格で、染色されていないため、時間とともに飴色に変化します。傷やシミがつきやすいですが、それも味わいの一部として楽しめます。

c. オイルレザーオイルを染み込ませた革で、しっとりとした手触りが特徴です。使い込むことで光沢が増し、深みのある色合いへと変化します。

d. スエードやヌバック起毛加工された革で、柔らかい手触りが特徴です。スエードは毛足が長く、ヌバックは短いのが違いです。エイジングにより風合いが変わりますが、水や汚れに弱いため、定期的なお手入れが必要です。

e. クロムレザー化学薬品を用いて鞣された革で、水や傷に強く、耐久性に優れています。エイジングは緩やかですが、発色が豊かで扱いやすいのが特徴です。

5. まとめ「味のある革製品」とは、使い込むほどに美しさが増すアイテムのことを指します。エイジングの過程を楽しみながら、自分だけの革製品に育てることができるのが最大の魅力です。適切なケアを行いながら長く愛用し、世界に一つだけの革アイテムを育ててみてはいかがでしょうか?


動物の種類による分類

牛革(カウハイド / ステアハイド / キップ / カーフ)

  • カウハイド(Cowhide):成牛の革。厚みがあり丈夫で、財布やバッグ、靴など幅広く使用される。

  • ステアハイド(Steerhide):生後2年以上の去勢牛の革。強度としなやかさを兼ね備え、ジャケットや靴に使われる。

  • キップ(Kip):生後6か月~2年未満の若い牛の革。繊維が細かく、上質な財布や靴に使われる。

  • カーフ(Calf):生後6か月以内の仔牛の革。非常に柔らかく高級感があり、高級バッグや靴に使用。

馬革(ホースハイド / コードバン)

  • ホースハイド(Horsehide):牛革よりも軽くしなやか。ジャケットや財布に使われる。

  • コードバン(Cordovan):馬の尻部分から採れる希少な革。独特の光沢があり、靴や財布に使用される高級革。

羊革(シープスキン / ラムスキン)

  • シープスキン(Sheepskin):柔らかく軽い。ジャケットや手袋に使用される。

  • ラムスキン(Lambskin):生後1年未満の仔羊の革。非常に滑らかで高級感があり、ハイブランドのバッグや衣類に使用。

豚革(ピッグスキン)

  • 通気性が良く、比較的安価。財布や靴の内装に使用される。

鹿革(ディアスキン)

  • しなやかで柔らかく、通気性が良い。手袋や和装小物に使用される。

ヤギ革(ゴートスキン)

  • 強度がありながら柔軟。財布やバッグ、靴の裏地に使われる。

2. なめし(加工方法)による分類

フルベジタブルタンニンなめし(ヌメ革)

  • 植物由来のタンニンでなめされた革。

  • 経年変化(エイジング)を楽しめる。

  • 例:プエブロレザー、ブッテーロレザー、ミネルバボックス

クロムなめし

  • 金属(クロム)を使ってなめした革。

  • 耐水性や柔軟性があり、色落ちしにくい。

  • 例:ガラスレザー、シュリンクレザー

コンビなめし

  • ベジタブルタンニンなめしとクロムなめしのハイブリッド。

  • 両方の特性を活かし、扱いやすい革に。

3. 加工による分類

スムースレザー

  • 表面が滑らかな仕上げ。

  • 例:ブッテーロ、コードバン

シュリンクレザー

  • 表面にシワ加工を施した革。傷が目立ちにくい。

  • 例:エルメスの「ヴォー・エプソン」

ガラスレザー

  • 表面に樹脂加工を施し、光沢を出した革。水や汚れに強い。

エンボスレザー

  • 型押し加工で模様をつけた革。クロコダイル風やサフィアーノなどがある。

オイルレザー

  • オイルを多く含ませた革。しっとりした質感でエイジングが美しい。

  • 例:ホーウィン社のクロムエクセルレザー

スエード / ヌバック

  • スエード:革の裏面を起毛させたもの。柔らかく手触りが良い。

  • ヌバック:銀面(表面)を軽く起毛させたもの。スエードより繊細で高級感がある。




今回はレザー製品のお話をさせて頂きました。

詳しい方には退屈な内容だったかもしれませんが、興味を持っていただける方がいらっしゃれば幸いです!


私たち『整理の葉』は常にお客様に誠実なお買取を心がけております。

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